彼女は、中学一年から個別指導塾に通っていました。2年になると、彼女の母親の提案で、いままで受講していた数学に加え英語も受講することになり、私が担当することになりました。そのときの英語の学力は、『−年で習う単語の約八割は覚えておらす、文法もまったく理解できていないという状態でした。自分では、多少わかっているつもりだったようですが、問題を解かせると間違いだらけでした。授業でも集中力が二〇分と続きません。わからなくなると鉛筆を投げたり、机を蹴ったり、挙句の果てには泣き出したり…とにかくひどい授業態度でした。それでも最初のうちは、彼女のもどかしい気持ちを察して「いっしょにがんばろうよ」とやさしく励ましていました。その後に行われた一学期の中間テストでは四二点しかとれませんでした。「私は頭が悪いしどうせ良い点なんてとれるわけないし…」その言葉を聞いた私は、初めて強めの□調で彼女に言いました。「そんな考えだったら、いつまでたってもできるようにならないよ。何でもっと自分を信じないの?やればできるって。先生は絶対にあなたはできるようになるって信じてるから」そう言いながら自然に涙が流れてきました。
[参考情報]
個別指導の四谷学院
http://yotsuyagakuin-kobetsu.com/