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暗記的な要素

2011.03.07

暗記的な要素の強い(1)基本文、(2)単語・熟語、(3)文法を習得した上で、より高度な英文解釈(長文)を行うためには、国語的な読解力や一般常識なども必要になってきます。というのは、学年が上がれば文の構造はかなり複雑なものになり、単語や熟語を覚えているとはいっても、一つの単語や熟語にいくつもの意味があり、その場その場に応じてある程度の想像も交えて意味を決定しなければならず、更に文法の約束ごとも細部にいたっては教科書や参考書の例文通りのすっきりした適用が難しいために、文章を日本語に置き換えるには、単なる知識のレベルを超えた思考力が必要とされるのです。外国語である英語を日本語にそっくり置き換えようとするところに、そもそも無理があると言ってもいいでしょう。その無理を単なる無理としてではなく、誰もが納得するように翻訳するには、よほど英語の知識を持っているか、無理を補う高度な国語的な能力が必要です。英語から日本語へのジャンプと言ったらいいでしょうか。国語が苦手な生徒は、日常会話はともかくとして、高学年になればなるほど英語の学習にハンディを負うことになります。また、英語で書かれている内容が、少しでも自分の知っていることであれば、解釈はずっと楽になります。日本人とアメリカ人の生活習慣の違いについて書かれた英文を読むとき、それまでに私たちが得ている一般常識がどれほど役に立っているかということについて、ここであれこれ語る必要はないものと思われます。