九五年、被災者を訪問し演奏を聴かせるボランティア活動を続けていたバンド、ソウルフラワー・ユニオンが、関東大震災の直後に流行した「復興節」をソニー・ミュージックエンタテインメントから出そうとしたことがある。「復興節」は、当時の被災者の明るさとたくましさを歌った曲だ。ソウルフラワーはその個性はそのままに、歌詞の一部を変更した「阪神大震災バージョン」をつくった。被災者には非常に評判のいい曲だったが、ソニ
関東大震災の直後に流行した「復興節」... の続きを読む
平推計にたいしてはただちに反論がでた。たとえばアメリカのレイオフと日本の一時休業とは実態が違っており、アメリカのレイオフは失業者に入れてよいが日本の一時休業者は失業者ではない。その他さまざまな統計処理上のこまかな点が論争された。その結果、アメリカの失業率定義によって日本の失業率を推計すると、ある推計では、一九八〇年で公式発表二・ニパーセント、調整失業率二・四パーセントと〇・ニパーセント上昇、別の推
日本の失業率は顕著に低い... の続きを読む
Tさんが向かおうとした医療は、病気を診るのではなく、人を診るということ。その人がどんな生き方をしてきた人なのか、これからどう生きたいのか、地域の中でどんなポジションに立つ人なのか、家族の状況は?そういうことを会話の中からたぐっていく。「できるだけお医者さんと思われないように」白衣ではなく、夏場のスーツに代わる沖縄の正装、かりゆしウェア(沖縄版アロハ)で診察。動くのが難儀なオバアやオジイがいれば、待
沖縄の人々を診る... の続きを読む
分散化を通して「早く終わったら勝ち、たくさん内定をもらったら勝ち」という価値規範を打破しなくてはならない。私が13年前にマーケットに伝えたかったことだ。就活が、内定を獲得した企業のブランドや数、あるいはその早さを競うゲームであり、そのためのマニュアルや塾までもがあるというこの現状を一刻も早く変革しなくてはならない。このような意識改革は容易ではない。だが不可能ではない。変わった、というインパクトのあ
企業自らの意思による変革を... の続きを読む
現代の教育システムは「平等」主義。テストでもかけっこでも順位をつけない。みんなひとりひとりが「世界にひとつだけの花」。だが、平等社会は不満や嫉妬が渦巻くという。平等ではあっても公平ではないからだ。それがいいとは言わないが、自分より上位の人間と思えば、不公平でも納得できる。医療資源もかぎりがあるかぎり、平等であっても現実に公平にはならない。現に、救急で専門医にすぐ診てもらえる場合と、そうでない場合が
運命には逆らえない?... の続きを読む
今夜は、私が銀座のホステスとして迎える、最初のクリスマスイブなのだ。やがて年が暮れて、お正月が来で、二月には東京にも雪が降るかもしれない。四月になれば桜が咲き、五月には若葉が目に染みる。そして、すぐに夏になる。夏になると、なぜか子供の頃の遠い記憶が呼びさまされる。でもふと気がつくと、夏の空気の中に秋の気配が忍び込み、少しずつクリスマスの季節が近づく。そんなふうに日々は過ぎていく。四季の中で、ずっと
ずっとダイエットを続けようと思う... の続きを読む